落雪屋根でお困りの方に‥ 外側はキレイでも中が傷んでいる場合も‥
屋根リフォーム改修工事
落雪屋根のケース
落雪屋根が主流だった昔は、今ほど落雪に対する意識が高くなく、雪が隣家の敷地に落ちても、どこか『お互い様』という気持ちがありました。ところが敷地の狭小化や無落雪屋根の登場で、近年は屋根雪がが大きな問題になっています。屋根雪問題をリフォームで解決する場合、まず住まいの屋根形状と落雪との関係を調べています。そして敷地との関係や建物の形も考慮しながら最善策を考え施工しています。
①特徴
屋根に勾配があり、自然に雪が落ちるため、建物への負担がすくない屋根形状です。ただし、敷地に余裕があり落雪空間を確保できることが前提になります。また、複雑な屋根形状は雪の落下が妨げられるため、軒先につららなどができやすくなります。
②問題点
落雪屋根の場合、最大の問題は屋根から落ちる雪の飛距離。これは屋根の勾配と密接に関係しています。横葺き屋根などにしていても。予想より落雪が遠くまで飛ぶこともあり、隣家や道路などに落ちるとトラブルへ発展しかねません。実際、同じ勾配なら横ふき屋根の方が飛距離が長くなっています。また、単純な三角屋根でない場合、雪がスムーズに滑り落ちずに屋根の上で滑りついてしまったり、それが原因で漏水することもあります。
■家にやさしい落雪屋根
見た目に問題がなくても、傷みは進行しています!
外壁や屋根、バルコニーは、紫外線や雨、風、夏冬の温度差など過酷な環境の影響を受けています。外壁の目的や屋根、バルコニーに使われるシーリング材は、材質の関係上5年くらいから劣化が始まるといわれていますが、日当たりの条件などによって傷みが早く進行する場合もあります。放っておくと構造体への雨水の進入などの原因になりますので、早めの補修をおすすめします。
5年目
ミクロクラックの発生、光沢低下
紫外線、熱、水、振動による目地の動きなどで表面に微細なクラック(ヒビ)が発生し、光沢が低下します。美観、機能上の問題はありませんが、慣用条件等により悪化の進行が早い場合があります。
5年~10年目
表面に粉が吹く(チョーキング)
表面の樹脂の劣化が進み、内部のシーリング材が流出してきます。表面が紛を吹いたようになりヒビもみられます。美観が損なわれてきて、防水機能も低下している恐れがあります。
10年~15年目
シーリング材破断
シーリング材の劣化や振動により目に見えるヒビが入り、サイディングとの間に隙間が生じてきます。防水機能が損なわれて雨水の侵入する恐れがありますので打ち替えが必要です。
雨水の侵入は建物の構造の木材を傷めます。外壁から雨水が侵入しても通常は通気層を通って外部に放出されます。しかし立地条件や風などの影響で場合によっては構造内に水分が残ることもあります。長期間この状態が続きますと木材のカビの発生の原因になってしまいます。構造を守るためには、内部に水を侵入させないことが一番です。早めのシーリング補修をおすすめします。
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